先日、鴨川シーワルドへ行って参りました。
東京・新宿区の会社から、車でアクアラインを通って約2時間!
撮影に伺ったのは、昨年3月にリニューアルオープンした「エコアクアローム」内を進んだ先にある水槽「鴨川海底谷」です。
ノコギリザメなども泳ぐ水槽に、現在、展示されているのが深海魚としても知られる「ギンザメ」。
サメやエイと同じ軟骨魚類ですが、とても奇妙な姿をした魚です。
大きさ70センチほどのメスが1匹。
2月に鴨川沖の定置網で捕獲されたそうです。
この水槽が居心地良いようで、元気に泳ぎ、エビのむき身などの餌をよく食べているそうです。
ギンザメの生態の多くは謎に包まれていて、泳ぐ姿を間近で見られるだけでも珍しいのですが…。
なんと、このギンザメは先月から今月にかけて3回も卵を出しているそうです!
メスの腹びれの下にぶらさがっている2本の茶褐色の豆の様なもの。これが卵です。
メスはしばらくの間、お腹にぶら下げたまま泳ぐそうです。
飼育は大変に難しいとの事で、水族館で見られる機会は滅多にありません。
鴨川シーワールドさんでは、2006年に315日間の長期飼育に成功して以来の展示。
泳ぐ姿を見るならば、今がチャンスです!
今度は海の中でもギンザメに会ってみたい!ひそかに野望を抱いた一日でした。
★鴨川シーワルド http://www.kamogawa-seaworld.jp/